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Appleの考え方

 iPod nao を使ったランニングを続けている。Nike+は良く出来たシステムで様々なモティベーション維持に向けた仕掛けがある。なかなか優れたシステムだと感じた。しかし、今日、初めてトラブルに見舞われた。

 いつものようにランニングを終えてiPod nao をPCに接続すると、オートでデータアップロードのダイアログが開いた後、エラーのアラートが出た。iTunesとの同期は完了している。それで、それっきりである。考えられることはすべて試してみたが、それ以上何も起こらない。というか、正確に書くと、それ以上対処するメニューが用意されていない。iTunesの画面にはボタンも無ければ、リンクスポットも無い。完全なブラックボックス。お手上げである。

 結局最後の手段として、復元メニューからiPod本体を工場出荷時に戻してみた。するとまた正常に動き出した。 やれやれ、ひと段落、ではあるが、ほんじつ僕が走った記録は永遠に失われてしまった。Nike+のカレンダーメニュー、金曜日のところはデータ無しになった。まるで僕がランニングをサボったように見える。釈然としない。

 ながくWindowsパソコンに触れてきた感覚からするとこのあたり理解に苦しむ。もう少しなんらか、手の施しようを残しておいて貰いたいと感じた。トラブルが起きたらシステムを工場出荷時に戻すというのはリカバリーメニューとしては最後の手段だ。しかし、最初からそれしか用意されていないというのは、潔いと言えるが、突き放されたようにも感じる。

 追記: Nike+とは別にJogNoteも使っているのですが、こちらは手動でデータアップが可能なので、復元メニューを使う前にデータはそこへアップしました。JogNoteは何とか記録がつながりました。

by se-ji0038 | 2011-11-04 23:59 | 電子機器

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