AFについて

 5Dmark2を使い始めて、カメラのAFについて考え始めた。AFの使用は是か非か?

 結論から書くが僕は場合によってAFを便利に使っている。ピント合わせをカメラに委ねてしまうことで、余ったエネルギーを別のところに振り分けようという考えだ。

 場合によってはと書いたのは、ピント合わせを100%カメラのAFに委ねる訳ではないからだ。三脚を使用して構図を追い込む風景相手の場合は必ず自分の目でピントを確認する。そして必ずライブビューモードから拡大ピントを利用している。あたかもそれはビューカメラのピントグラスをルーペで確認する感覚だ。この行為が倒立ではなく正像でしかもワンタッチできるのは素晴らしい。そういった意味でカメラのライブビュー機能は自分の中でマスト条件となっている。

 Canon機からD700へスイッチするとき、A-900も候補にした。どのみちマウント変更するので、SONYのカメラも検討したのだ。しかしA-900はライブビュー機能を搭載していなかったことと防塵防滴に不安があったことで購入に至らなかった。

 さて、僕がカメラのAFに頼るのは基本手持ちのときで、スポーツ撮影が対象だ。スポーツと言っても、そのものを撮る訳ではない。スポーツ=動きモノの意味で使っている。動物相手などもスポーツ撮影に含まれる。そうした場面ではピントをカメラに任せてしまうことで、被写体そのもにに集中することができる。一方で制約も生まれる。AF測距点の無いところへ主要被写体を持って来にくいということだ。

 三脚を使用したスポーツ撮影というのもある。背景として風景のフレームを決め、その中に動物が主要被写体となって写り込む構図(僕の写真にはこのパターンが多い)。このときD700のAFは測距点が多いので非常に便利だった。測距点は51もあるので、マルチセレクターで任意の点へ移動させて使うと大概どこかで拾ってくれる。それとの比較でどうしても5Dmark2の9点が少ないと感じてしまうのだ。つまり自分の撮影スタイルにこのカメラのAFが合っていなかったということなのだろうと思っている。使いながらどうしても「あれ?あれ?」と違和感を感じてしまうのだ(慣れもあるのだろうが)。

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 別件、2007年の秋、高塚小屋で同宿になった柏倉洋介さんがプライベートで屋久島入りしており、電話貰って、短い時間だったが再会することができた。写真のことなど色々有意義な話しが聞けて楽しい時間だった。

 しかし彼から渡辺正和さんが亡くなったことを聞いた。取材中の事故だったらしい。直接の面識は無いが、安曇野在住で活躍しているカメラマンとして注目している方であった。

 柏倉さんは「僕だって明日どうなるか分らない」と言っていたが、それは僕とて同じこと。事故が起こらないようにみな気をつけているはずなのだが、自然相手のカメラマンは、いつも危険と隣り合わせなのだ。

 渡辺正和さんのご冥福をお祈りいたします。
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by se-ji0038 | 2011-06-20 23:59 | カメラ

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