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うすうす気づきだしている

 このごろ色々なニュースに触れながら思うのだが、「日本人は皆、うすうす気づき出しているのではないか?」ということを。

 心の時代と言われて久しい。しかしあまりそれを社会全体から実感するようなことがこれまでは無かった。それがここへ来て、凄く表面的ではあるが、具体的な動きとして目に見えるようになったと感じている。それは先般の伊達直人(タイガーマスク)現象であり、加賀屋の台湾進出などのニュースの中にあると感じている。

 元々日本人は心を大切にする国民だった。精神性、礼儀正しさといった日本的な美徳など心の美しさは、日本人の血の中に脈々と受け継がれ流れているものだったはずだ。それがいつしか見えにくくなり、グローバル化だ、経済優先だ、という価値基準の中で薄められていたように思う。好むと好まざるに係わらず、そうした流れに巻き込まれて行くことは否定しないが、そうした大きな流れの中で、日本人が持っていた、大切なアイデンティティーが置去りにされてしまうのは、勿体無いことだと思っていた。
 
 でも、このごろ皆がそうした日本的な良さ、日本人としてのアイデンティティーにの価値に再び気づきだしているのではないか?と僕は感じているのだ。

 先日、中国がGDPで日本を抜いて第2位に躍り出たという報道があった。もう経済優先で物質的な豊かさだけを追い求めて突っ走る時代は終わった。それは、そうした時代の転換点を我々日本人に教えようとしているのではないだろうか?

by se-ji0038 | 2011-02-16 23:59 | 長野県の日々

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