贈り物の極意

b0178335_594376.jpg 午前中、宅配便で荷物が届く。送り主は屋久島の山小屋で出会って仲良くなったO氏とその新妻から。中身は娘の出産祝いとして、ユニフレームのキャンプケトル他、お菓子やベビー石鹸など。そしてそこに写真とメッセージカードが添えられていた。

 写真はO氏夫婦が自宅でケトルを使っている様子を写したもの。そうして写真の裏には、「僕の娘の誕生を祝ってボジョレーヌーボーで乾杯した」というコメントが添えられていた。写真はもう一枚あり、このケトルの特徴が箇条書きされている。そしてメッセージカードにもそのケトルをO氏自身がどのように使っているか、ケトルの使い心地などがびっしりと書き連ねてあり、「僕の娘が成長して家族でキャンプに出かける姿を想像しながらこのケトルを贈った」と結んであった。

 そのケトルと写真・カードを妻のところへ持ってゆき、二人で読みながら思わず「らしいね」という感想を漏らした。そして成長した娘と家族3人でキャンプへ出かける姿を想像し、しばし幸せな気分を味わった。

 こんな風に心のこもった贈り物が出来る人は稀有だと思う。いや、おそらくどの人の贈り物にもこのO氏と同じか、それ以上の心がこもっているのだろうが、O氏の場合はそれを具体的にイメージできる方法でキチンと伝えてくれるのだ。その方法は手紙、写真と特別なことでは無いのだが、そこから読み取れる背景が奥深い。そこにはキチンと物語が込められている。そして大切なことは、O氏自身がその過程を楽しんでやっているということ。それが写真のコメントやカードの文章からひしひしと伝わってくる。きっとこの人は根本的に人を喜ばすことが好きなのだろう。だからこそ彼の周りにはたくさんの人が集う。彼から学ぶことは多い。

 屋久島に出合わなければ、彼と出会うことも無かっただろう。こんな風に彼とつないでくれた屋久島にも感謝。
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by se-ji0038 | 2010-12-14 23:59 | 長野県の日々

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