考える人 

b0178335_5222983.jpg 島へ遊びに来た友人に、考える人 2010年 08月号 [雑誌]をいただいた。村上春樹氏のロングインタビューが掲載されている。

 氏のインタビュー嫌いは有名で、「このインタビュー嫌いはジャズ喫茶経営時代に"毎晩客の相手で一生分の会話をした。今後は、本当に話したい人にしか話さないと誓った"から」という話は有名。

 その村上春樹氏が二泊三日のロングインタビューを受けた記事が掲載されている。最近だと共同通信社の配信記事で、南日本新聞に氏のインタビューが連載されていた。それ以外で僕が知っている氏のインタビュー記事は、ノルウエーの森が出版された後、「新潮社の03」だったと思うのだが、かなり長いインタビューが掲載されていた。古い記憶なのであいまいだが、タイトルは「村上春樹は困惑している」というようなものだった。

 そのインタビューの本旨は、「小説家本人やその私生活に興味を持つのではなく、小説そのものを読み込んでほしい」というようなことだった。氏のインタビュー嫌いの理由は、このあたりの言葉に集約されているような気がする。

 そんな村上春樹氏の貴重なインタビュー記事、1Q84の内容に踏み込んだ部分があると冒頭に注意があった。僕は未だそれを読んでいないので、インタビューに取り掛かれずにいる。代わりに掲載された写真をしみじみ眺めたのだが、そのモノクロプリントはハッセルで撮られたと巻末に記してあった。そう思って写真を眺めると、そこに何か違うものが一緒に見えてくる気がした。
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by se-ji0038 | 2010-08-05 23:59 |

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