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ビットレート

 SONYから A-77 NEX-7 NEX5Nなどの発表があって、その動画機能についてチェックしていたのだが、AVCHDVer2.0という見慣れない規格が出たきた。

 撮影フォーマットを見ると以下のようになっていた。

・画素数 1920×1080
・ビデオコーデック MPEG-4 AVC/H.264
・フレームレート 60p/60i/24p
・動画記録レート 60p(PS):約28Mbps(MAX)

 これまでビデオコーデックやフレームレートについてはなんとなく理解できてきたのだが、動画記録レート(平均ビットレート)という見慣れない規格に気がついた。単位がMbpsになっている。

 色々調べたのだが、従来のAVCHD規格(1.0?)ではこの動画記録レートがMAX24Mbpsとされていた。それが2.0なって28Mbpsまで引き上げられ、60p記録になったと理解した。

 動画の画質についてはややこしくてビデオコーデックなどの違いでも大きく差が出るようだが、現在のビデオコーデックの主流はMPEG-4 AVC/H.264なので、ここは前提として比較しても良いと思う。ではあと何が違うのか?と言えば動画記録レートになるのだ。

 そういう視点でD7000と5Dmark2の動画記録レートを調べてみたら、D7000は公表されていないが、D5100のページに18Mbpsという記述をみつけた。発売時期としてはD5100の方が新しいので、準じているのでは?と思っている。一方の5Dmark2についてだが、こちらも公表されていないが、インタビュー記事の中に25Mbpsという制限はないという回答があった。

 映画の制作現場の方から、後処理のことを考えると素材として5Dmark2の動画は有利だと聞いたが、このあたりが影響しているようだ。映画の制作現場で5Dmark2が使われる理由が分ったような気がした。
 
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by se-ji0038 | 2011-08-26 06:42 | 動画

Amazon予約開始

b0178335_543522.jpg カレンダーですが、Amazonでの予約がはじまりました

 発売は9月3日になっています。これまでは島内でしか買えませんでしたが、ここまで島内の販売はとても好調でした。屋久島を扱った大判カレンダーはあまり無いので、この機会にぜひどうぞ!
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by se-ji0038 | 2011-08-25 23:59 |

飛んで

 とっぷりと日が暮れた時間、やっと白谷山荘にたどり着く。「こんばんは」と遠慮がちに扉を引いたが、どうやら今夜の泊り客は僕だけのようで、そこに登山者の気配は無かった。「やれやれ」とザックを下ろし、コッヘルを持って水を汲みに行く。ホースから勢い良く吹き出る水をそれに汲んで、テーブルに戻り、ストーブで手早く湯を沸かす。今夜の夕飯はインスタントラーメン。宮之浦のAコープで買った醤油味。何の感慨もなくそれを腹に放り込んでからシュラフにもぐりこむ。ラジオのイヤホンを耳に突っ込んで、明日の天気を確認する。傾向として思わしくない。やれやれと小さなため息。

 枕元に置かれたブロックにちびたロウソクが立っているのをみつけた。ライターを探して火を点けてみる。室の中がうすぼんやりと明るくなる。するとその明かり目掛けて一匹の小さな蛾が飛び込んできた。そいつはローソクの足許に盛り上がった溶けたロウに足と翅を絡みとられて動けなくなってしまった。なんと愚かなことか。こういうのを「飛んで火に入る夏の虫」というのだろうか?しかし、裸火を使うことの少ない現代生活の中で、こうした現象を目にすることは貴重かもしれない。
 
 そんなことを考えつつ、ローソクの火を消してそのまま眠りについた。翌早朝、激しい雨の音で目が覚める。ヘッドランプに照らされて残りのローソクが見えたので、ライターを探して火を点けた。すると昨夜、ローソクの足許に絡め取られて動けなくなっていた蛾がいない。何かがそれをコソゲ取ったような跡がある。きっとヒメネズミだろう。昨晩、暗闇の中で、彼らの小さな足音がこそこそと響いていた。僕の枕元に置かれたローソクのところまでも来ていたのだ。

 しかし、と思う。真っ暗闇の中でも、そこに小さな獲物がいるということを、キチンと発見して持ってゆく能力というのは凄い。
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by se-ji0038 | 2011-08-24 23:59 | 日々

水の味

 多くの人が山を下る時間を狙って入山。昼間の喧騒がうそのように静かな歩道を歩く。背中のカメラザックにはボディー2台とレンズ3本。三脚とビデオ雲台。シュラフとシュラフカバーにマット。合羽とウインドブレーカー。ストーブと若干の食料。その他もろもろ。

 足許はバーバリアンの長靴。両手にはLEKIのストック。アタマの上にはノースのハット。長袖の登山シャツはもう6年も着ているけど、丈夫で一向にどこも破れる気配が無い。メーカー不詳、松本のICIで買ったと思う。

 そんな装備といでたちで、玉のような汗をかきながら歩道をあるく。標高960m付近で一休み。いつもの沢筋で、500mlのペットボトルに沢水を汲んで喉を潤す。

 「ああ、水って、こんなにあまかったのだ!」思わず感嘆のせりふをはく。

 屋久島の、標高960mにある沢筋から沸く超軟水。それは本当に体にやさしいあまい水。いのちの水。こういったことにさえ気づくことができれば、もう大丈夫。きっと今日はいい撮影ができるだろう。ペットボトルをザックに仕舞って、僕は再び歩き出した。
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by se-ji0038 | 2011-08-23 23:59 | 日々

夏が終わる

 秋の風が混じるようになった。この5年の間、何度も何度も出合いの瞬間を待って通った海岸に出掛けて、今日も独りでカメラを構え、そんなことを感じた。

 砕ける波の音、吸い込まれそうに透明な碧い海面、水平線の上に浮かぶ種子島の影とその上にもりあがる入道雲。見慣れた風景。

 待っているのはウミガメ。写真集「屋久島」のP8に「天の海」というタイトルで載せた、大海原にポッカリと浮かび上がってきたウミガメを今度は動画で撮ろうと思って馴染みのこの場所へ通っているのだ。

 昨年までの経験では、ここで一日待てば最低でも1回か2回はカメと出合うことができた。それを撮影できるかどうか?は別の話だが、少なくとも目撃することはかなったのだ。しかし今年は事情が違う。ひたすら空振りが続く。自然相手のデータは、いつまでも使えるものではない。また一つ、自分の中で刷新の必要なデータができてしまった。

 しかし、と思う。2011年より前と、2011年に入ってからでは変化の度合いが違うと感じている。例年の経験が役に立たないことが多すぎる。屋久島は僕に、一度今までの経験を捨てなさいと言っているのかもしれない。

 屋久島の写真集を作ろうと思って僕は屋久島へ移住した。その本が今年の春出て、その販売についても、夏の終わりをにらんで、おおよそ最初の目処が立った。僕は次に何を目標にして、どこへ向かってゆくのか?いまその答えを出しあぐねている。しかし、そろそろそれを決めなければならない。

 あるところでこんな言葉を目にした。「必要なのは勇気ではない、覚悟だ」と。そうか「覚悟」なのか!それはつまり「決める」ということだ。決めてさえしまえば、あとはそこに向かってゆくだけだ。その意味が僕は体験的に良く分る。

 屋久島へ来るとき僕は必ず写真集を出版すると決めていた。だから本が出たのだ。もう一度、そういう覚悟が、いま自分自身の中で問われているような気がしている。
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by se-ji0038 | 2011-08-22 23:59 | 日々

悪党―小沢一郎に仕えて

b0178335_65249100.jpg 悪党―小沢一郎に仕えてを読む。話題の本ということで期待して読んだが、Amazonの書評ほどの感動は無かった。一連の西松建設の事件についても書かれており、報道される裏側の当事者からの意見として読んでおく価値はあると思ったが。

 しかし著者の石川知裕氏も書いているが、小沢一郎氏の「日本改造計画」以降、こういった国の方向性を明確に示す政治家が出てこないのが今の政治の混迷の一つの原因のような気がしている。軸が無いから、ぶれて場当たり的になる。

 先日来、NHKスペシャルの再放送「日本人はなぜ戦争へと向かったのか 」を録画してみたが、場当たり的な対応、強いリーダーの不在、利権優先など、今の政治の混迷は、驚くほど日本が戦争へ向かった時と似ている。歴史は繰り返すというが、そういうことが無いように願っている。
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by se-ji0038 | 2011-08-21 07:02 |

なにげない

b0178335_7124936.jpg 台風の影響で延期されていた、屋久島ご神山祭り、家族で行ってきました。

 いつもはカメラを持って撮影に行くのですが、今回は純粋にお祭りを楽しみに行きました。車の運転も妻に任せて会場でビールなど呑んでしまいました。こういうゆる~いお祭り見物って、したこと無かったのですが、いいものですね。花火も間近で観ましたが、迫力あって良かったです。初めての花火に娘はびっくりした顔していましたけど。

 こういうなにげないことが幸せなのかもしれませんね。
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by se-ji0038 | 2011-08-20 23:59 | 日々

二兎を追うものは

 先日も同じようなタイトルで日記を書いたが、内容はやはり動画撮影と写真撮影について。

 カメラを2台用意して、動画も写真も両方抑えようと目論んだのだが、やはり「二兎を追うものは」の例えのとおり、どっちつかずになってしまう。身は一つなので、どちらかに意識をフォーカスすれば、どちらかが疎かになる。あたりまえだが。

 そういう意味では2008年の暮れに5Dmark2を買わなくて良かったと思った。気の多い僕のことだから、5Dmark2を買っていたら、動画にも手を出して、目標が定まらなくなり、結果として写真の作品集を作るだけのコマを残せなかったかもしれない。事実、5Dmark2を触り始めた6月後半から目ぼしい写真を撮っていない。動画にばっかり意識が向いてしまうのだ。
 
 やっぱりあのとき、D700を購入したのは正解だった。写真を撮る機能としては、D700の方が5Dmark2より充実しているというのが使ってみた僕の実感だ。最初の写真集が出版されるまでの間、動画などにスケベ心を出さず、D700を使って写真の撮影に集中できたのはいまになって考えてみると良かったのだと思う。
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by se-ji0038 | 2011-08-19 15:31 | 写真

微速度撮影動画メモ

 このごろ動画撮影の一環として、微速度撮影動画にも取り組んでいる。日の出や夕景をただ動画で撮影しても面白くないということに、やってみて気づき、微速度撮影動画に行き着いた。

 最初やり方がわからず試行錯誤したが、分ってみると案外簡単。問題は撮影時にいかに良い素材を撮影するのか?ということだと思う。方法についてそれこそ簡単にだがメモしておく。

<撮影に必要な機材(使ったもの)>
・カメラ
・レンズ
・インターバルスイッチ
・三脚

<カメラの設定>
・Jpeg Lモード(Full HD以上の解像度があればOK)
・中央部重点平均測光(評価測光はフリッカーが出易い)
・ISO感度状況に応じて200-3200(夕景などは200で、夜間は3200も使用)
・ホワイトバランス太陽光など(AWBを使うと安定しない)
・インターバル間隔 3-10秒(状況に応じて)
・ファインダーシャッターを閉じる(ここから光が入るが露出が暴れる)

 撮影した素材はフォルダにまとめてファイル名を一括で連番に変換(フリーソフト使用)し、EDIUS Neo 3
のBinウィンドからシーケンスクリップとして読み込ませれば動画素材になります。あとはレイアウターで16:9にトリミングして終了です。必要に応じてモーションブラーなどでフリッカーの低減処置などが要りますが。

 ソフトのオペレーションを知らない人には「なんのこっちゃ?」でしょうが、実際にソフトに触ってみると、ここに書かれていることは簡単なことです。

 EDIUS Neo3のBinウインドからJpeg素材を読み込むとき、撮ったままの素材も連番になっているので、そのまま読み込めると思ったのですが、シーケンスクリップのチェックが有効になりませんでした。それをフリーソフトで0001からの連番に一括変更したらチェックが有効になって読み込むことができました。僕が戸惑ったのはこの件だけです。

 撮影している動画は依頼元のあるお仕事の一環なのでいまはオープンにできないのですが、仕事として完了した後、使われなかった動画はどこかで見て貰えるように発表しようと思っています。
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by se-ji0038 | 2011-08-18 07:18 | 動画

ガッツ遠藤の やや田舎暮らし

ライターの「ガッツ遠藤」さんからブログ開設の案内がメールできましたのでURLを紹介します。

http://d.hatena.ne.jp/hi1201/

プロフィールの写真がイイです。本物の案山子と勘違いしました。

 ガッツさんとは屋久島ブック2011 (別冊山と溪谷)の中で一緒にお仕事しました。その中で「ツールド西部林道」という島内のレンタサイクルを紹介する記事があったのですが、その記事の影響なのか?今年は島内でレンタサイクルの利用者をとても多く目にします。貸し出される自転車そのものも新しくなりました。おそらく記事が影響しているのだろうと思っています。

 屋久島の新しい楽しみ方が提案できたと思っています。こういうお仕事に係われて嬉しく思っています。
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by se-ji0038 | 2011-08-17 06:57 | 日々