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松本市で地震

 朝、出掛けようと準備をしていたとき、TVから緊急地震速報が。震源地は長野県松本市。震度5強。

 神戸で大震災を経験している妻は地震の話題に敏感。「5強はちょっと強いよ」と。

 Twitterのタイムラインにフォローしている松本の知り合いが地震の様子をつぶやいている。「ガラス散乱」の文字が。びっくりして出掛けるのをやめ、しばらく様子を見守った。

 Twitterで「松本市」を検索。場所によってガラスが割れたり、ブロック塀が倒れたりしているらしい。弟にメールで様子を尋ねる。市街地でも北のほうに住んでいる彼のところは特に被害は無かった模様。時間を見計らって実家へ電話を掛ける。幸いガラスが割れるほどではなかったが、あちこちの棚から色々なものが落ちたり、固定していなかった家具などが倒れたそうだ。母親は電話の向こうで「片付けが大変だ」と言っていた。幸い怪我などは無かったそうだ。

 その後知り合いにメールで様子を尋ねたが、店舗の中にものが散乱して大変だという返事がきた。いずれも怪我などは無かったようだが、色々なものが落ちたり倒れたりして壊れたらしい。

 しかし、遠くに暮らしているとこういうときもどかしい。
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by se-ji0038 | 2011-06-30 23:59 | 日々

ラッキーだったこと

 涸沢ヒュッテで同宿になって以来仲良くしていただいている山仲間のMさんから写真集の注文を貰った。彼は僕が忙しくしているのをブログなどで読みながら、「そろそろ落ち着いたころだろう」と思って注文を呉れたのだという。彼はそういう気遣いをする人だ。

 そして写真集の感想をメールに書き送って来て呉れた。そのひとつひとつを反芻しながら、この写真集は彼がメールに書いていたように「移住」したからこそつくることができたのだと再確認した。

 また彼はメールにこうも書いていた。「紙の手触りも良い」と。

 彼は仕事でカタログを作っているらしいのだが、震災以降紙が入手困難になり、使いたい紙が使えない状況が続いているらしい。そういえば、4月に上京したときお会いした雑誌編集者のKさんも、3月末に出した号は紙が手に入らず、一つの雑誌で後半だけ違う紙を使ったと話していた。

 僕の写真集が刷り上ったのは3月23日前後のことだった。震災直後は、まさに印刷、製本の真っ最中だった。今回ご縁があったのが京都の出版社さんで、印刷会社も京都市内であったことから、この写真集は直接震災の影響を受けなかった。これはほんとうにラッキーだったと思う。関東圏の出版社さんだったら、予定どおり本が出ていたかどうか分らない。

 写真集はAmazonでも買えます。サイン本でよろしければこちらまで。サインなしもあります。 
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by se-ji0038 | 2011-06-29 23:59 |

こんなものまで

b0178335_0192524.jpg カメラといえば、シルバーかブラックという時代は昔のことで、最近はカラフルなカメラが多数発売れている。

 その流れはとうとうこんなものにまで

 入射光式の露出計はほとんど業務用途で使われるものだと思いますが、果たして売れますかね?
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by se-ji0038 | 2011-06-28 23:59 | カメラ

怖いもの

 屋久島に来て知った怖いもののひとつ。それは「ムカデ」。幸い未だ噛まれたことはないが、こいつに噛まれると相当痛いらしい。噛まれた経験のある人はそのときの様子を必死になって話してくれた。

 僕は空気の乾いている長野県育ちなので、ムカデのことは屋久島へ来て初めて知ったのだが、日本全国湿度の高い地域にはけっこういるらしい。先日「古事記物語 」を読んでいたら、やはりそこにも「ムカデ」が出てきたので、古来より日本では定番の生き物だったのだろう。

 因幡の白兎を助けたオオクニヌシの神は白兎からお墨付きを貰ってヤカミ姫のところへ行く。ヤカミ姫に気に入られたオオクニヌシの神だが、八十人の兄弟の妬みを買って彼らの謀りごとにハマリ何度か命を落とすが復活を果たす。心配したお母さんのサシクニワカヒメノミコトのアドバイスをうけ黄泉の国へ逃げる。そこでスサノオノ命の娘であるスセリビメに出会いお互い結婚の約束をする。それが気に入らないスサノオノ命はオオクニヌシの神を最初たくさん蛇の住んでいる気味の悪い部屋へ案内させる。スセリビメのアドバイスで難を逃れたオオクニヌシの神ですが、今度はムカデとハチの住む部屋へと案内されるのです。

 これもスセリビメのアドバイスがあり、難を逃れるオオクニヌシの神ですが、黄泉の国で恐ろしいものとして、蛇やムカデやハチが出てくるところが面白いと思います。日本では神代の時代から怖いものはこの3つだったのですね。

 屋久島にはこの3つ、全部います。 
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by se-ji0038 | 2011-06-27 23:59 | 日々

いつまでも

 風景は日々変化している。いつまでも同じという訳にはいかない。

 久々に白谷雲水峡に行ってみて、あることに気がついた。かつて「もののけ姫の森(~'08年)」とか呼ばれていた白谷雲水峡の最深部の森の苔むした大岩の上に、左からサクラツツジの枯れ枝が垂れ下がってきている。

 直近の1年くらい白谷に行ったことが無かったので、その間にそうなったものと思われるが、そのことにより、2年前に僕が撮った「神の舞台で Divinely Hidden」と同じようなカットをしばらくの間撮ることはできなくなった。

 件の枯れ枝が大岩の上に障害物となって垂下っているので、もし仮にヤクシカがこの場所に来たとしても画にならないのだ。

 白谷には、この他ににも原生林歩道にも状況が変化してしまい、もう二度と撮れないというカットがある。二代大杉下の徒渉点も、背景の二代大杉の下に手すりがつけられ、ロープが張られたことで、撮影が困難になった。

 縄文杉も然り。2年前の冬にシカ柵が設置されたので、縄文杉とシカという構図を撮影することは暫くの間できなくなった。そしてシカ柵が効果を発揮し、林床のハイノキが成長してくれば、縄文杉の足許にヤクシカを配して撮影する機会は永遠に失われる。

 僕は'07年5月に意を決して屋久島へ移住し、それからの4年間撮影に没頭してきた。いま思えはあれがギリギリのタイミングだったと思っている。いまから未来に向けてはまた違った屋久島を撮ることは可能だが、僕が思い描いていた屋久島は、2011年になった現在、随分撮影が困難になっている。 
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by se-ji0038 | 2011-06-26 23:59 | 写真

NASの設定

 長野の実家においてきたNAS、何故か屋久島から繋がらなかった。少し時間に余裕ができたので、パソコンに詳しい後輩に実家に行って貰い、PS3のAVチャットで連絡をとりながら原因追求した。

 原因はルーター装置のポート設定が間違っていた。もっと言えば、ローカル側のIPアドレスが違っていた。従来のNASに振ってあったIPを新しいNASに交換したときに変更するのを忘れたのだ。ケアレスミス(写真展開催中の混乱の中で設定したので、ある意味仕方ないのですが、NASはローカルだけではテストが完了しないのが問題ですよね)。

 しかしこれで屋久島から長野の実家へデータを送ることができる。娘の動画などを実家のTVにDLNAで映してあげることがひとつの目的で導入したNASだが、仕事の写真データもそこに送ってゆくことにしている。データの多重化はこれからの時代ひとつ大きな課題だ。

 震災以降、沖縄にあるデータセンターに全国から問い合わせが来ているらしい。東京で何かあっても、沖縄にデータを多重化しておくことで、致命的なデータ紛失を防ごうということらしい。

 僕も万一火事などで家が丸焼けになっても、遠く長野の実家にあるNASにデータを多重化することで、全てを失うことは防げる。設備は整ったので、あとはキチンと運用してゆくことが必要だが。
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by se-ji0038 | 2011-06-25 16:31 | 日々

撮影スタイルの原点

b0178335_72365.jpg 引越しの荷物を整理していたら、高校時代の校友誌が出てきた。

 グラビアに僕の撮った校舎の写真が使われている。おそらく初めて印刷物になった自分の写真だろう。ちゃんとクレジットも入っていた。その写真を見ながら自分の撮影スタイルについて考えた。

 校舎と北アルプス。これは意図して撮られている。なぜなら母校は市街地にあり、校舎と北アルプスをひとつのフレームに収めることは極めて困難。僕はこの写真を校庭脇にある電信柱によじ登って撮った。山岳部に借りたハーネスとカラビナで支点確保しながら友人Iのサポートを受けて撮った写真なのだ。そこまでしないと校舎と北アルプスは1枚のフレームには収まらなかった。

 松本市は北アルプスのふもとにあるということを明示的にどうしても表したかったのだ。僕の写真というのはこのころから理論先行である。こんなところに自分の撮影スタイルの原点をみつけた。
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by se-ji0038 | 2011-06-24 23:59 | 写真

PENTAX Q

b0178335_55195.jpg PENTAXから新しいカメラの発表があった。新製品が出るとワクワクするのだが、プレスリリースの機能紹介を見ていて気になったことがあった。

“ボケコントロール”機能 というのが搭載されたというのだ。

被写体の背景や手前に写りこんだ余分な被写体のピントを自動的にぼかして撮影できる、新開発の“ボケコントロール”機能を備えています。撮影時のピント位置や被写体との距離などをカメラが判断し、自動的に最適な画像処理をおこなうことで、主役となる被写体が浮き立つような画像効果が簡単に得られます。“背景ボケ”や“前ボケ”といった一眼ならではの撮影テクニックを、初級者の方でもカメラまかせで気軽に楽しめる便利な機能です。

 つまり画像処理でボケを作り出すらしい。これがカメラ内で出来るとするなら、いままでのカメラの常識が覆る。ボケというのは絞りやレンズ焦点距離などに連動してコントロールするものだったのだが、それとの関連なく独立して電気的にコントロールできるということなのだろうか?

 ある種革命的な機能のような気もしますが、実際のとこはどうなのだろうか?
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by se-ji0038 | 2011-06-23 23:59 | カメラ

表現

 表現というのは、余力の上に成り立つのでは?と最近良く考えている。ここのところ別のことにエネルギーをとられて、なかなか撮影に集中できないもどかしさを感じている。それでそんな風に思ってみたのだが、そんな混乱の中でも撮ってゆける人が本物なのかもしれない。

 僕の写真作品の無断使用をみつけた。ポストカードをスキャンしてデータに使ったらしい。その広告物の管理先をつきとめて抗議した。制作会社が無断で行ったということで、規定の使用料金をお支払いいただくことで、不問に付すことにしたが、著作権法違反は結構重い罪です。親告罪であり、3年以下の懲役か300万円以下の罰金。対象が法人の場合は1億円以下の罰金です。

 今回のようなことは氷山の一角のような気がするが、発見した場合は見逃すことはしません。可能な限り追求いたします。
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by se-ji0038 | 2011-06-22 23:59 | 日々

一期一会

 雨の中ヤクスギランドまで。過去の撮影データを見返していたら、ちょうどいま時分、ランドのサツキが満開になる頃だろうと思ったのがその理由。しかし結果は空振り。花は探してようやく見つかるという程度。今年はシャクナゲもサクラツツジもぜんぜんダメだったらしいが、サツキもダメのようだ。基本的に花芽がぜんぜんついていない。おそらく昨年末に極端な寒暖を繰り返したことで、一部の花芽が狂い咲きしてしまったことが原因と考えられる。今年の分の花は既に昨年末に一部咲いてしまったのだ。毎年同じ写真が撮れる訳ではない。風景との出合いは一期一会だ。

b0178335_6185395.jpg b0178335_618259.jpg 別件、以前お世話になった東京の編集者さんからメールをいただく。渋谷の紀伊国屋さんと文教堂さんにそれぞれ平積み、面出しでおいてある僕の写真集。

 関東圏の書店は震災の影響もあり、出足が芳しくないと出版社から聞いていたのだが、こうして元気に店頭に顔を見せている写真を見てほっとした。

 その方は発売後2ヶ月たってもこうして置いてあるのは売れている証拠だとメールに書いてくださった。ほんとうに嬉しいです。

 写真集はAmazonでも買えます(いまなら、1点在庫ありになっています)。サイン本でよろしければこちらまで。サインなしもあります。
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by se-ji0038 | 2011-06-21 23:59 | 日々