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英語が公用語

 楽天が、社内の公用語を英語にすると報道された。先日のユニクロや既にそうなっている日産自動車などに続き、日本企業の英語化が加速されてゆきそうな流れだ。

 M.HASUI さんがブログでそのことに対する「素直に割り切れない」なにかを書いていました。「言葉という文化は単にその音の問題だけではなく、考え方や精神構造を形作るものです。」という部分には激しく同意します。小学校の教科書に載っていた「最後の授業」という話を思い出しました。

 先の大戦でドイツに占領されたフランスは、フランス語での授業を禁じられます。フランス語での最後の授業を終えた教師が、生徒に向かって黒板に「Un banzai français(フランス万歳)」と書いて終わるシーンが印象的でした。

 M.HASUI さんはこの英語の公用語化と絡めて、カメラが急速にデジタル化されてゆく中で、フィルムという個性ある表現が失われてゆくことに対する現実に不安を覚えると書いています。既に最初からデジタルカメラを持って写真を撮り始めたという層が現実にいるのですし、そうしたユーザー層に対して「フィルムならどう」だとか言ったところで体験が無いのでそれは伝わりようもありません。

 僕が最近良く考えているのは、レタッチの問題です。こうした問題は前提を欠くと着陸点を見失うので、ここでは「風景写真」という分野に限って考えるのですが「風景写真におけるレタッチはどこまで許されるのか?」ということです。最近の画像処理ソフトは優秀なので、機材とスキルがあれば、レタッチの深度に際限がありません。アートという分野でそのスキルが発揮されるのに異を唱える積もりはありませんが、それが「風景写真」の分野に持ち込まれることには少し違和感を覚えます。しかし、そのあたりの境界はあいまいで、現実にそうした写真が「風景写真」の分野にも侵食して来ています。

 僕自身もデジタル化以後これまでレタッチについては色々試行錯誤してきたのですが、自分の中での指針として、「撮影がフィルムだったら?」という部分に置き換えて考えるようにしています。つまりフイルムカメラで置き換えられることは是としようと。

 具体的にはこういうことです。例えば露出の調整についてですが、RAW現像で露出の増減感をすることができます。フィルム時代にも、それは可能でした。つまりこれは是です。しかし最大概ね+-1.0段の増減感を一つの目安としています。撮影時に適正露出で撮影することが前提であり、あくまで増減感は緊急避難的な処置と考えています。

 色の問題についてはとてもデリケートなのですが、基本的にカメラメーカーの用意している現像ソフトでのパラメーターが一つの目安と考えています。ニコンならNX2などのWBやピクチャーコントロールです(キヤノンならDPPによるWBやピクチャースタイル)。つまりこれはフィルムカメラに置き換えるとフィルムの種類による色味だと思っています。そしてこれも出来るだけ撮影時に設定するようにしています。時には現像時に変更することもありますが、なるべく撮影時に仕上がりを想像して設定してゆくように意識しています。それと風景撮影では段々とAWBを使わないようになりました。最初のころは便利に使っていましたが、やはり色温度に対する感覚がおかしくなってゆくのを感じたので、使用を控えています(室内などのミックス光での撮影では重宝していますが)。

 蛍の撮影でコンポジット合成を使う手法も、撮影時の多重露光であればフィルムでも可能です。硬直した考え方は危険ですが、状況が許せば、多重露光を選択します。

 つまりフィルムの頃は、撮影時にすべてを決定し、シャッターを切ってしまえば、あとはラボ任せだったのです。シャッターを切る時点で撮影が完結しているということが、一つの目安だと考えているのです。

 その一方で、デジタルカメラならではのHDRとかアクティブDライティングといった機能については、現在どのように取り入れてゆくのが試行錯誤の最中です。こうした機能はフィルムには置き換えられないからです。しかし自分の中にキチンとした指針をつくって、これらも取り入れてゆく積もりです。すべてをフィルムに置き換えて、そこから外れるものを切り捨ててしまうという硬直した考え方は危険だと思うからです。

 しかし、今後ますます、こうしたフィルムでの撮影体験の無いユーザー層の写真が風景写真の分野にも流れ込んできます。そうした世界でどのように自分の立ち位置を築いてゆくのか?日々情報収集を怠らず、研究してゆくことが必要だと思っています。

 英語の話から、なんだか違うところへ話が行ってしまいましたが。。。。
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by se-ji0038 | 2010-06-30 23:59 | 新聞から

フォーサーズセンサーを搭載したコンパクトカメラ

 43rumorsから、フォーサーズセンサー搭載のコンパクトカメラのうわさが流れてきました(日本語訳はデジカメinfoから)。

 もしこれが本当だとすれば、とても興味があります。コンパクトカメラはどうしてもセンサーサイズが小さい為に、画質もそうですが、ボケが得にくいという問題点がありました。記録用としては十分なのですが、ボケを意図的に使った表現にはどうしても不向きでした。フォーサーズ程度あれば、レンズのf値にもよりますが、中望遠でそれなりにボケてくれると思います。

 あとはこのカメラの動画機能にも注目です。値段にも。
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by se-ji0038 | 2010-06-29 23:12 | カメラ

梅雨の中休み

b0178335_930599.jpg 梅雨の中休み、よい天気になったので冬眠させていたセローを引っ張り出してきた。

 バッテリーを取り付け、燃料スイッチをONしてセルを回す。セルは回ったが、燃料がキャブのドレーンからただ漏れの状態。どうやらキャブの弁がどこかで固定されたまま動かないらしい。

 何度かスタートを試みるが、そのうちセルが回らなくなってしまった。とりあえず各部にオイルを差して、バッテリーの充電。海辺で半年バイクを冬眠させておくと、こうなる。
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by se-ji0038 | 2010-06-28 23:59 | 日々

Over capacity

b0178335_9265552.jpg
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by se-ji0038 | 2010-06-27 23:59 | 日々

部分月食



 安房・春田浜から撮影した部分月食の動画です。雲間からかろうじて観測することができました。
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by se-ji0038 | 2010-06-26 23:59 | 動画

流し虫発生中



 雨の合間を縫って流し虫(シロアリ・羽アリ)が来ました。
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by se-ji0038 | 2010-06-25 23:59 | 動画

AF測距点

 故あって古い撮影データを見返している。2008年の12月にNikonD700を導入する前、僕はCanon40Dと20Dで屋久島を撮影していた。

 今回撮影データを見返す中で、カメラの違いによる写真の変化を明確に確認した。その一番大きなものがAF測距点によるものだった。

 Cnon機にはAF測距点が9点しか無かった。APS-Cのファインダは見辛く、どうしてもAFに頼り勝ちになっていたので、手持ちの場合はAFロックをうまく併用していたが、それでもとっさの時とか、三脚使用の時には、どうしても中央の測距点に頼ってしまうことが多かった。

 そのためか、Canon機時代の撮影データには中央にピントを持って行った作例が多かった。主要被写体を中央に配した、いわゆる日の丸構図も多い。

 日の丸構図については、一律に「素人写真」と切り捨ててしまう向きもあるようだが、僕はそのようには考えない。主要被写体を中央に持ってくる構図というのは、逆に言えばそれだけ力強い画面構成ということになり、奏功することもある。あくまで撮影者の意図に適っているかどうか?が問われることなので、ケースバイケースで、自動的に日の丸構図を断じてしまうことは危険だと考えている。

 しかし、今回過去の作例を見返すなかで、そうした撮影者の意図に反して、カメラの制約から日の丸構図で撮ってしまった写真を幾つか自分で確認した。そして、カメラがD700になって以降はAF測距点による制約から解放されたために、構図に柔軟性が出てきたことが、傾向として明確に見てとれた。

 つまり、カメラの性能によって撮影スタイルが明確に変化していたのだ。Canon機時代、気持ちの中では構図をどちらかに振りたい欲求があっても、それが適わない現実があった。特に動物などの動きモノを撮影する場合はそれが顕著で、一番ピント精度の高い中央のAF測距点を使うと、それはどうしても日の丸構図になってしまっていたのだ。

 またAPS-CのCanon機とFXのNikon機というフォーマットの違いも大きかったと思う。Canon機はAF性能に自信があるためか、ファインダーがあまり良くない。手動によるピント合わせに難があるため、どうしてもAFに頼ってしまうという現実があった。特に僕は視力に問題を抱えており、眼鏡使用のため、ピント合わせはAFを使うことが多いのだ。

 カメラを変えることで写真が変わる。これはやはりその通りだと思う。できうることならば、性能の良いカメラを使いたいものだが、いまのところそうしたものはレンズも含めて高価で重量もかさむ傾向にある。入手できたとしても現場に持ち出すことができなければ、本末転倒である。安価で軽量で高性能な機材というのが出来てくれると良いのだが、世の中なかなかそのようにうまくはいかない。

追記 APS-CのCanon機のファインダーについてあまり良くないと書いたが、EOS 7Dについては店頭でチェックしてみたら、劇的に改善していた。メーカーもやはり1桁機のファインダーについてはそれなりに性能アップして対処しているのだと思って感心したことがある。
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by se-ji0038 | 2010-06-24 23:59 | カメラ

本日の白谷雲水峡



 午前中は結構な雨でした。

 飛流落としの水量もこのとおり。
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by se-ji0038 | 2010-06-23 15:31 | 動画

無線LAN機能内蔵SDカードの普及促進団体

 東芝が、「無線LAN内蔵フラッシュメモリカード共同規格策定フォーラム」(仮称)を29日に設立すると報じられている。

 記事参照→デジカメウオッチ

 記事中にもあるが、似た製品としてEye-Fiカードがある。東芝はこれの標準化仕様の製品を作ろうとしているようだ。ぜひ早期に実現して貰いたいと思っている。そしてカメラ各社は、CFとSDのダブルスロット化に対応してもらいたい。

 
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by se-ji0038 | 2010-06-22 23:59 | 電子機器

奇跡の地球物語

 昨夜テレビ朝日系列で放送された「奇跡の地球物語 屋久島世界自然遺産の意味」をもし録画された方がいましたら、教えてください。その録画を探しています。

 番組中、ヤクシマリンドウなど何枚か僕の写真が使われました。資料として残しておきたいのですが、ノーマークだったので、録画し忘れてしまったのです。

 よろしくお願いします。
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by se-ji0038 | 2010-06-21 05:53 | 日々