2009年 10月 24日 ( 1 )

鯖ブシの出汁

b0178335_1753542.jpg 日々寒くなってゆくのはいただけないが、それに連れて食べ物が美味しくなってゆくのは歓迎するところだ。屋久島でもそろそろ鍋物が美味しく食べられる季節になってきた。

 先日も書いたが我が家の鍋は基本水炊き。それをポン酢で食べるのを常としていたが、友人から塩で食べることを教えて貰った。水炊き鍋の塩味は素材から出た旨みが良く際立つ。だから出汁も重要。ということで、いつもの昆布に加えて今日は鯖ブシで出汁を取った。

 鯖ブシは屋久島の特産品。沖合いで採れるゴマ鯖はを天日で干したもの。蕎麦の出汁などとして重用されている。これから旨い出汁が出ない訳はない。ということで試してみた。友人から貰った北海道利尻の昆布と屋久島の鯖ブシで取った出汁で鶏や野菜を煮込む。それをやはり島内で産した天然の粗塩で食べる。旨い!

 それは食材を口に運んだ時にカツンと直線的に向かってくる旨さではないけれど、そう例えるならば炭火のような拡がりを持つ旨さ。見るものの胸を焦がし、手を翳すものを暖める。そんな優しい旨みなのだ。この鍋を食べながらそんな写真を撮ってみたいと思った。
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by se-ji0038 | 2009-10-24 23:52 |