宮之浦岳取材

b0178335_983555.jpg7〜8日と雑誌の取材があり、一泊で稜線に行ってきました。淀川イン、宮之浦岳・永田岳を踏んで、鹿之沢小屋泊、花山歩道アウトというコースです。

7日の登り始めは雨がパラパラ落ちてくる程度だったのですが、小花之江河にさしかかったくらいで、本当に酷い雨になり、花之江河のあたりでは、かつてここで、これほどの雨を見たことが無いというくらいのあり得ない雨に遭いました。もうカメラを出すのもどうか?という雨で、でも取材なので強引に何枚か写真を撮りましたけど、おかげで24-70の前玉の中が曇ってしまい、急遽ジップの中に乾燥剤と一緒に入れてなんとかしたというめんどくさいことになってしまいました。

降った雨は登山道に集まり、さながら沢登り状態です。僕はいつも長靴なので、どうということは無かったのですが、モデルをやってくれたKちゃんと、東京から来た編集のA木さんは足の置き場に本当に難儀していました。そんな酷い状態でした。

投石の登り口で知り合いのガイドツアーとすれ違い、「稜線どうだった?」と質問したら、「風速12m!」という答えが返ってきて、実際心折れそうになったし、「稜線越えるのは、まぢヤバいんじゃない?」と思ったのですが、安房岳の下あたりで昼食を採ったころから天気が急激に回復して、翁の鞍部に差し掛かったあたりで、雲が割れて、栗生岳と宮之浦岳が劇的に姿を現しました。もうそれは天空の城ラピュタでパズーとシータがラピュタにたどり着いたときみたいな感じです。僕のアタマの中では、あの音楽が際限なくリピートしていましたね。

宮之浦岳の南斜面では愛子岳、種子島がクッキリと。宮之浦岳のピークでは噴煙をあげる薩摩硫黄島や南にはトカラ列島まで見えたし、当然永田岳も姿を出しました。

そして永田岳のピークではド晴天になって西日を反射する鏡のような東シナ海の上に口永良部島がぽっかりと浮かんでいました。夕日に紅く染まるローソク岩とか、7月7日のミルキーウエイが天空を斜めに横切る鹿之沢小屋の写真とか、会心のカットが沢山撮れました。大変だったけど、実り多いロケになりました。

今回の取材は来年の5月号の分だったので、いま写真をお見せできないのですが、また掲載が近くなったらアナウンスします。

最後に、編集のA木さん、モデルをやってくれたKちゃん、本当にお疲れ様でした。本当に良い同行者に恵まれ、集中力を切らさず、良い取材ができました。

また、急に決まった日程で、バタバタの準備の中、モデルのKちゃんを紹介してくれたM紀さん、モデル探しを手伝ってくれたT郎さんM葉さんK頭さん、レンタル品を選んでくれたAちゃんに感謝します。みんなの助けがあって、いい写真が撮れました。

そして最後に本当に梅雨空けのその瞬間に稜線に取材に行けたこと、あり得ない雨と抜けるような青空という両面を見せてくれた屋久島に感謝です。僕は屋久島で写真を撮り続けてゆけることに、本当に感謝しています。

写真は永田岳のピークで咲いていた名花、シャクナンガンピです!
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by se-ji0038 | 2013-07-09 09:10 | 写真

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