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D7000

D7000_b0178335_615417.jpg 使ってみた感想。APS-Cは軽くて良いです。特に雑誌の店舗ロケなどは機材がコンパクトになり、機動力があって良いです。

 SDHCのダブルスロットも、スロット1にRAW、スロット2にJpegという使い方が出来て便利です。今回はスロット2にEye-Fiカードを入れて、一番軽いJpegをiPad2にダイレクトモードで飛ばしながら、スロット1のSDHCにRAWをバックアップするという使い方をしました。メディアが揃っている方が使い勝手が良いとおもいます。

 100%のファインダーも使いやすいです。APS-Cなのでそれはフルサイズとは違いますが、AF測距点のカバー範囲が大きいので、AFはやり易い。モードの切り替えは少々戸惑いましたが、それは慣れの問題かと。

 LVのスタートスイッチも引っ張るタイプで使いやすかったです。EOS7Dの押し込むタイプと使い比べてみましたが、D7000の引っ張るタイプの方が理にかなっていると僕は思います。スイッチの形状も良い。

 また動画撮影時の背面液晶の見え方ですが、モニタールーペをつければ、十分実用に耐えるレベルでした。これはEOS7Dも同様。以前5Dmrk2を使ったときは、さっぱりピントが分からなかったのですが、これは背面液晶への出力解像度が違うためのようです。D7000あるいはEOS7Dは1080なのに対して5Dmark2は480らしいです。それからD7000は録画中でもある程度AFが使えます。これは便利でした。

 逆に使ってみて不便だと感じたこと。動画撮影時、露出補正の値が常時表示されないことです。OVFを覗くか、露出補正ボタンを押すと表示されるのですが、動画撮影時はモニタールーペをつけているのでOVFを覗くことはまずありません。何度か変更を忘れてそのまま撮影して、痛い目に遭いました。

 それとAFスタートスイッチが無いこと。D7000はEOS系と違って録画スタート後もAFが使えます。しかし動作させるためにはシャッターボタンを半押しにしないとならないのですが、できれば親指AFが使えるAFスタートがほしかった。
 
 あとはモノブロックを繋ごうとしてシンクロターミナルが無いことに気づきましたが、この値段でこの機能は概ね満足です。上位機種のD300Sと比べてもなんら遜色が無いというか、動画機能などはすでに上回っています。耐久性などの違いはあるのでしょうが、D7000があればD300Sはいらないですね。僕はD700との2台体勢ですが、レンズの問題がクリアしたので、D700を持ち出す機会は減りそうです(店舗ロケ用にシグマ 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM ニコン用を買ってしまった。12-24の代わりですが、軽くてよいです)。

 タイの洪水の影響なのかまた少し値段があがっていますが、一時実売で75K円程度でした。1万円キャッシュバックがあったので、実質65K円です。ミラーレスなんかと同じかむしろ安いくらいです。この時期に買った人はラッキーでしたね。

by se-ji0038 | 2011-10-25 06:36 | カメラ

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