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6月17日

 午前中宮之浦地区まで買い物。平野から出向くと結構遠く感じる。やっと時間ができたので、晴耕雨読にも顔を出すことができた。愛子さんに愛を抱いて貰う。

 玄関脇の建具に入っているガラスが1枚無かったので、使っていない建具からサイズ加工して流用しようと、屋久島でガラスを切って貰えるところを探す。ヤクデンのライフセンターで出来ると聞いて行ってみた。たまたま工事の人が戻っていて道具があったので、その場で加工して貰えた。その後ヤクデンとサムズ、モリをはしごして食料品などを買い込む。道の駅でガソリンも。ガソリン高いですね。メーターがどんどん上がってゆくので、タンクに穴でも開いているのか?と疑ってしまうくらいですよ。

 帰り着いたころ、屋久島ヒトメクリの編集長が新刊を持って寄ってくれた。いままでホッチキス留めだったが、今回からページが増えて糊製本された。この雑誌も少しづつ成長している。今回僕は連載のゲストにモスガイドクラブの今村さんに出て貰った。そこで早速今村さんのところへ本を持って行った。

 モスオーシャンハウスには神棚が出ていた。うっかりしていたが今日は「山ん神の日」だった。屋久島で旧暦の1、5、9月の16日は山の神様を祀る日とされ、山で仕事をする人は決してこの日は山に入らず、無病息災を祈って里で宴を開くのだという。そういえば、発行が1月ほど遅れた今号の屋久島ヒトメクリだが、理由は旧暦の山の神の日に合わせたからだという。なんともナイスなタイミングで本を持って行ったものだと思う。

 夜、いただきものの「大自然林」をグラスに注ぎ、一人で静かに「山ん神の日」を祈った。年三回あるこの日をいままであまり意識していなかったが、これからは気に留めて島の暮らしを続けてゆこうと思った。

by se-ji0038 | 2011-06-17 23:59 | 日々

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