PENTAX 67Ⅱ

b0178335_4231595.jpg PENTAX 67Ⅱを使用しての撮影は何年ぶりだろう?本当に思い出せないくらい久しぶりにこのカメラに触った。

 ここのところデジカメ一本槍だったので、撮影後に画像を直ぐに確認できないということは新鮮だった。またこのカメラはフィルムの巻上げも手動なのだが、撮影後についついそれを忘れてしまう。フィルムカメラには、フィルムの巻上げという行程があったことを、体が既に忘れていたのだ。

 フレーミングして絞りを決める。露出補正を確認してから測光をして露出の決定。ミラーアップしてシャッター。フィルムの巻上げ。露出補正して再度測光、露出の決定。ミラーアップ、シャッター。

 6×7は10コマしか撮れないので、比較的頻繁にフィルム交換が訪れる。巻き取りを確認してから裏蓋を開ける。ロールを外してベロをテープで止めてケースへ格納。フィルムの芯を巻取り側へ移動してセット。フィルムをケースから取り出しテープを切ってフィルム室へセット。芯棒がなかなかギアに噛まない。これにはちょっとコツがあるのだ。巻き取りの芯に予備紙のベロを噛ませて巻き取り。三角マークに矢印を合わせて裏蓋を閉める。カウンター1まで巻き取り。

 こういうカメラを使うと、撮影は儀式だということを思い出す。ペンタ67はシャッターの巻上げを忘れると、シャッターそのものが下りないだけだが、レンズシャッターの67バックだったりすると二重露光になってしまう。そういう意味でこのカメラはまだまだ親切だが、ビューカメラなどを扱うと、当に儀式のように進行しないと写真が撮れない。

 また、ブローニーのフィルム交換に関して僕は、ハッセルのフィルムバックのロールチェンジは得意だった。真っ暗闇でも20秒程度で交換することが出来た。こういう撮影をたまにはしてみるのも良い。不便なフイルムカメラを使って風景に対峙すると、自らの感覚が研ぎ澄まされてゆくようだ。
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by se-ji0038 | 2010-02-24 23:22 | カメラ

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