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鹿児島小旅行1日目

鹿児島小旅行1日目_b0178335_8233515.jpg 6日から二泊三日で鹿児島へ妻を伴って小旅行へ行ってきた。

 高速船の1便で鹿児島へ上陸した後、市内のギャラリーカフェ白樺で開催されていた「新井純」氏のブライダル作品展に向かった。会場は落ち着いた雰囲気の小粋な空間。彼女の人徳か、会場には沢山の人からお花が届けられていた。

鹿児島小旅行1日目_b0178335_824079.jpg その後中央駅まで出てレンタカーをピックアップ。桜島フェリーに乗って桜島へ向かう。鹿児島市内からいつも眺めていた桜島へ一度上陸してみたいと考えていたのだ。フェリーの船尾で そばとうどん を販売している。「フェリーの所要時間は15分なので、船に乗ったら直ぐに注文した方が良い」と新井純氏から直前にアドバイスを受けたのが良かった。名物うどんを食べられた。

鹿児島小旅行1日目_b0178335_824221.jpg  桜島上陸後、定番の湯之平展望所ヘ向かう。標高約400mほどの場所なので結構登る。展望施設から御岳を仰ぐと大迫力。火山というのは本当に凄いエネルギーを持っている。長野県の浅間山や夏に行った口永良部島を思い出した。

鹿児島小旅行1日目_b0178335_8244343.jpg 展望所から下りきったところで気になるものをみつけて車を止めた。墓地だ。桜島の墓地は墓石それそれに屋根がついているのだ。勿論これは桜島の降灰からご先祖さまを守るため。この地に暮らす人は、桜島と共にあり、桜島の降灰に対して知恵を絞って付き合って来たのだと、この景色を見て感じた。

鹿児島小旅行1日目_b0178335_825647.jpg 次に向かったのは古里温泉にある林芙美子文学碑。古里温泉は芙美子の母の故郷で、芙美子の本籍地である。その縁もありここに文学碑があるのだ。浮雲ファンとしては一度はたずねてみたいポイントだった。

鹿児島小旅行1日目_b0178335_8251972.jpg 次に桜島でもう一つ行ってみたい場所があった。それは 「ふるさと観光ホテルの龍神露天風呂」。海岸傍のアコウの大木の根元から湯が湧き出す温泉。混浴なのだが、白い湯浴み着を着るので女性もそれほど抵抗なく利用できると思う。屋久島には海中温泉が幾つかあるのだが、ここにはまたそれとは違った趣がある。とても良いお湯で体の芯まで温まりました。オススメです。

鹿児島小旅行1日目_b0178335_8254652.jpg 桜島ではその後定番の埋没鳥居など見学した後、佐多街道を一路霧島方面へ。今回の旅行の目的は、来年の「龍馬伝」で混み合う前に霧島温泉に行って「龍馬とお龍」の新婚旅行の足跡を辿ろうというものだったのだ。

 ナビの案内に従って順調に霧島神宮へ到着。霧島神宮はかつて高千穂の峰にあったのだが、噴火の度に焼失を繰り返し、現在の場所に移動してきた。祭神は「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」である。明日は高千穂の峰登山で天の逆鉾を見にゆく予定なので、入念にお参りしてきた。その後霧島温泉郷まで走って本日のお宿「花みずき」さんに到着。とても気配りの行き届いたお宿で料理も美味しかった。満足できる旅の初日でした。

by se-ji0038 | 2009-12-06 23:22 | 日々

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