未来技術遺産

b0178335_1736289.jpg 台風の影響で遅れて届いた7日の新聞に、2009年度に登録された未来技術遺産の記事があり、その中にカシオ計算機のDC-90が取上げられていた。

 DC-90はデジタルカメラの元祖。汎用部品を多用したことで動作温度は90度、重量が2.75kgになってしまい、熱子、重子という愛称がついた。廃熱のためファインダを取り外して冷却ファンをとりつけた為、苦肉の策としてファインダ代わりにカシオお得意の液晶テレビをとりつけた。これが今日のデジタルカメラの液晶ファインダの基礎になったといわれている(このあたりのエピソードについてはNHKのプロジェクトXで紹介された)。この試作機を踏まえてカシオ計算機はQV-10というヒット商品を発売し、スチル写真の分野は急速にデジタル化が進行して行った。

 DC-90は1991年の試作。QV-10が1994年の発売。写真の発明を1839年のダゲレオタイプとするならば、それは今から170年前。DC-90が出た1991年からは18年経過。直近の約20年でスチル写真の世界は急激に変化している。
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by se-ji0038 | 2009-10-08 18:00 | 新聞から

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